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SpaceX、Starship第10回統合飛行試験で完全再使用を実証
ロケット

SpaceX、Starship第10回統合飛行試験で完全再使用を実証

2026-03-22

試験概要

2026年3月22日、SpaceXはテキサス州ボカチカの「Starbase」からStarship IFT-10を実施した。今回の試験では史上初めてスーパーヘビーブースターとスターシップ上段の両方をメカジラ(Mechazilla)の「Mechazilla Arms」で回収することに成功した。

達成した主な目標

  • スーパーヘビーブースターの射点キャッチ(2回目の成功)
  • スターシップ上段の海上船キャッチ(初成功)
  • 全段再使用による打ち上げコスト95%削減を実証
  • ペイロード投入精度の向上(目標軌道誤差±2km以内)

イーロン・マスクのコメント

「今日は人類史上最も重要な日の一つだ。Starshipの完全再使用が可能になったことで、火星到達コストは1トンあたり100ドル以下を目指せる」

今後のスケジュール

SpaceXは2026年末までに月10機ペースでStarshipを製造し、Starlink衛星打ち上げへの活用を開始する予定。また、NASAの月面着陸システム(HLS)としての初飛行は2027年を目標としている。

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