ミッション概要
インド宇宙研究機関(ISRO)は2026年3月20日、火星探査機「マンガルヤーン2(MOM-2)」のミッション詳細を発表した。2030年の打ち上げを目標とし、火星表面への着陸と6輪ローバーの展開を計画している。
科学目標
マンガルヤーン2が掲げる主要な科学目標は以下の通り。
- 火星表面の地質・鉱物組成の詳細マッピング
- メタンガスの季節変動観測(生命存在の痕跡探索)
- 火星大気の電離圏・放射線環境の計測
- 地下水氷の分布調査
使用するロケット
打ち上げにはISROの次世代ロケット「LVM3 Mark-II」を使用予定。推進剤効率の改善により、マンガルヤーン初号機(2013年打ち上げ)と比べ約3倍のペイロードを軌道に投入できる。
アジアの宇宙開発競争
中国が「天問1号」で火星着陸に成功(2021年)した後、インドも着陸を目指すことで、アジアにおける宇宙探査の競争が本格化している。