長征12号、7回目の飛行で9機を軌道投入
2026年8月16日04:10 UTC、長征12号ロケットが中国・文昌宇宙発射場から打ち上げられ、成功した。これはこのロケットにとって通算7回目の打ち上げとなる。
ロケットは離昇後、所定の手順でフェアリングを分離し、SatNet LEO Group 24と命名された9機の低軌道通信衛星を予定軌道へ投入した。打ち上げを実施したのは中国航天科技集団(CASC)。
SatNetコンステレーション、着実に衛星数を積み上げる
今回投入された9機は、中国衛星網絡集団(China Satellite Network Group)が運用するSatNetコンステレーションの一部だ。同社は中国国有の衛星通信事業者で、SatNetは最終的に1万3000機規模の低軌道通信衛星網を目指している。
「Group 24」という名称が示すとおり、今回は24番目のバッチ打ち上げにあたる。9機単位での打ち上げが続くとすれば、累積投入数は200機を超えるペースで増加していることになる。
1万3000機体制へ、量産・打ち上げの両面で加速
SatNetのコンステレーション規模1万3000機は、SpaceXのStarlinkが掲げる最大計画規模と同程度だ。現時点での軌道上機数は公表されていないが、Group 24という通し番号と9機/バッチという打ち上げペースから、インフラ整備が継続的に進んでいることは明らかだ。
長征12号は文昌射場を拠点とする比較的新しいロケットで、今回の7回目飛行でまた一つ実績を重ねた。CASCにとってもSatNetにとっても、今回は計画通りの一歩だ。




