Falcon 9、Globalstar更新衛星8機を軌道投入成功
SpaceXのFalcon 9は日本時間2026年8月16日10時12分(UTC 01:12)、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられ、Globalstarの第2世代リフレッシュ衛星8機の軌道投入に成功した。
Falcon 9はメインエンジン燃焼・ステージ分離を経て、衛星を高度1,410km・軌道傾斜角52度の低軌道(LEO)へ正確に投入。第1段ブースターは大西洋上の回収船または着陸帯へ帰還した。
MDA製衛星・Rocket Labバス採用の新世代コンステレーション
今回打ち上げられた8機は、Globalstarが2022年初頭にカナダのMDAと契約した計17機の第2世代リフレッシュ衛星のうちの最初のバッチだ。衛星バスとロケットへの搭載用ディスペンサーはRocket Labが製造を担当しており、MDAが主契約、Rocket Labがサブコントラクターという体制で開発が進められてきた。
Globalstarのコンステレーションは音声・データ・ファクスをカバーするグローバルモバイル通信サービスを提供しており、既存の第1世代衛星の老朽化に伴う補充・更新が今回のミッションの目的だ。軌道は高度1,410km・傾斜角52度で、既存コンステレーションと同一のシェルを維持する。
計17機中8機が完了、残る9機が今後の課題
今回のMission 1で17機のうち8機が軌道上に届いた。残る9機の打ち上げ計画は現時点で公表されていないが、コンステレーション全体の更新完了にはもう1回以上のミッションが必要となる。
MDAとRocket Labの協業によって製造された新世代バスがGlobalstarの次世代コンステレーションの主力となる。Rocket Labにとっても、自社ロケット「Electron」での打ち上げではなく衛星バス製造での貢献という異なる事業領域での実績積み上げとなった点は注目に値する。



