NROL-97 打ち上げ予定
米国家偵察局(NRO)向けの機密ミッション「NROL-97」が、SpaceXのFalcon Heavy(ファルコンヘビー)ロケットで打ち上げ予定です。フロリダ州ケネディ宇宙センターの第39A発射施設(LC-39A)から打ち上げられます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ロケット | Falcon Heavy(ファルコンヘビー) |
| 射場 | ケネディ宇宙センター LC-39A(フロリダ州) |
| 運用機関 | SpaceX |
| ミッション | NROL-97(米国家偵察局) |
| ペイロード | 非公開(機密ミッション) |
ミッション概要
NROL-97は米国家偵察局(NRO)向けの機密ミッションです。ペイロード(衛星)の内容は非公開となっています。Orlando Sentinelの報道によると、NROがFalcon Heavyを使うのはこれが初めてとされています。
Falcon Heavyとは
Falcon Heavyは、Falcon 9の第1段を中央コアとして強化し、さらに2本のFalcon 9の第1段をサイドブースターとして束ねた構成のロケットです。第1段は合計で27基のMerlinエンジンを搭載し、推進剤は液体酸素とRP-1を使用します。
2018年2月6日にLC-39Aから初飛行(テスラ・ロードスターを搭載)して以来、今回のNROL-97は14回目の飛行となります(報道による)。2026年では3回目の打ち上げです。直前のFalcon Heavyの打ち上げは、2026年8月30日のNASAナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡でした(LC-39Aから打ち上げ)。
ブースターの回収
報道によると、今回のミッションでは中央コア(B1106)は新品で、使い捨てとなり大西洋に落下する予定です。
サイドブースター2本は、ケープカナベラル宇宙軍基地の着陸帯に戻る予定です。SpaceX公式によると、2本のサイドブースターはそれぞれ2回目と4回目の飛行で、これまでにGOES-U、ViaSat-3 F3、ローマン宇宙望遠鏡などのミッションに使用されています。Next Spaceflightのデータによると、8月30日のローマン宇宙望遠鏡の打ち上げから約33日での再使用となります。
サイドブースターの着陸は打ち上げの約8分後に予定されており、フロリダ周辺ではソニックブーム(衝撃波の音)が聞こえる可能性があります(Orlando Sentinel報道)。
同日にCrew-13も打ち上げ予定
2026年9月末時点の予定では、同じ日にCrew-13もケープカナベラル宇宙軍基地SLC-40からFalcon 9で打ち上げ予定です。発射台が異なるため干渉しません。
報道によると、同日にCrew-13のブースターとFalcon Heavyのサイドブースター2本、合わせて3本のブースターが着陸する予定です。両方の最新の日時は打ち上げスケジュールで確認できます。
ライブ配信
ライブ配信はSpaceX公式サイトとX(@SpaceX)で、打ち上げの約10分前から開始される予定です。




