ファルコン9、Crew-13をISSへ打ち上げ成功
日本時間2026年10月2日0時10分(UTC 10月1日15:10)、SpaceXのファルコン9がフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられ、Crew-13ミッションの成功を収めた。
リフトオフ後、第1段ブースターは予定通り切り離しを完了。着陸脚を展開しながら大西洋上のドローンシップへと帰還した。第2段はCrew Dragonカプセルを低軌道上に投入し、その後エンジンを燃焼停止。カプセルは独立飛行フェーズへと移行し、ISSへのランデブー軌道に乗った。
なお、今回使用されたブースターの飛行回数については公表されていない。
NASA商業クループログラム第13回有人飛行
Crew Dragon / SpaceX
Crew-13は、NASAの商業クループログラム(CCP)のもとで実施される、Crew Dragonによる13回目の定期有人運用フライトだ。クルーはISSへ向かい、Expedition crew として長期滞在に入る。
商業クループログラムは、NASAがSpaceXおよびボーイングと締結した契約に基づき、ISSへの定期的な宇宙飛行士輸送を民間事業者に委託する枠組みだ。Crew Dragonは2020年のDemo-2以降、この任務を継続的に担っており、Crew-13はその積み重ねの上にある。
Crew Dragonカプセルは最大4名を収容でき、今回も複数名のNASA宇宙飛行士が搭乗している。ISSへのドッキング後、クルーはExpeditionチームと合流し、科学実験・施設維持・船外活動など多岐にわたるミッションを遂行する予定だ。
商業クルーの着実な積み重ねと今後
Crew-13の成功により、SpaceXはCrew Dragonによる有人輸送の連続成功記録をさらに伸ばした。2020年の初飛行から6年が経過し、このシステムはNASAにとって不可欠なインフラとなっている。
Crew-13がISSに滞在する間、先行クルーとの交代が行われ、ISSの継続的な有人運用が維持される。帰還はおよそ6か月後を見込んでおり、その際もCrew Dragonがスプラッシュダウンで回収する。
NASAとSpaceXはすでにCrew-14以降の契約も締結済みであり、商業クループログラムはISSの運用期間が続く限り継続される。



