長征6A、TJSW-27A/Bの軌道投入に成功
2026年7月30日01:00 UTC、中国航天科技集団(CASC)の長征6Aロケットが太原衛星発射センターから打ち上げられ、TJSW-27A・Bの2機を軌道に投入することに成功した。
TJSW(通信技術試験衛星)シリーズの一環として、今回はA・Bの2機が同時に打ち上げられた。中国側は「通信技術試験目的」と発表しているが、詳細な軌道パラメータや衛星の具体的な用途は公表されていない。
2機同時投入と機密性が今回の焦点
TJSWシリーズはこれまでも「通信技術試験」名目で打ち上げられてきたが、実際のミッション内容は非公開とされることが多い。今回はA・Bの2機を1回のフライトで同時に投入しており、2機の役割分担や軌道配置についての情報は現時点で開示されていない。
長征6AはYF-100Kエンジンを搭載した液体燃料+固体補助ブースター構成のロケットで、太陽同期軌道への打ち上げを主な用途とする。今回の打ち上げはこのシリーズとして実績を積み上げる形となった。
TJSW-27A/Bの位置づけ
TJSWシリーズは番号が示す通り、中国が継続的に展開している通信・技術試験衛星群の一部だ。27番台という番号からも、このシリーズが相当数の打ち上げ実績を持つことが読み取れる。
A・B 2機の構成は、軌道上での編隊飛行や衛星間通信試験を示唆する可能性があるが、CASCからの公式発表はない。軌道種別や高度を含む運用情報の開示は現時点でなされていない。




