エレクトロン、「Happily Ever Faster」ミッションを成功裏に完遂
Rocket Labは2026年9月11日03:28 UTC、ニュージーランド・マヒア半島のLaunch Complex 1からエレクトロンロケットを打ち上げ、成功した。ミッション名は「Happily Ever Faster」。BlackSkyのGen-3高解像度地球観測衛星を所定の軌道へ投入した。
リフトオフからMECO(第1段エンジン停止)、フェアリング分離、第2段点火、そしてペイロード分離まで、フライトシーケンスは正常に完了した。Launch Complex 1からの打ち上げとしては、Rocket Labにとってまた一つのコンシステントな運用実績を積み上げた形となる。
BlackSky Gen-3、5機目の衛星が軌道へ
BlackSky / BlackSky Technology
今回投入されたのはBlackSkyのGen-3シリーズ第5号機。Gen-3はBlackSkyの次世代高解像度地球観測衛星で、前世代から解像度・データ取得能力を向上させたプラットフォームだ。コンステレーションを拡充することで、再訪頻度の向上と広域監視能力の強化を図っている。
ペイロードおよび顧客の詳細はBlackSkyから公式には発表されていない。ただし、BlackSkyが防衛・政府機関・民間企業向けに衛星画像サービスを提供していることは公知の事実であり、Gen-3コンステレーションの拡張はそのサービス品質に直結する。
Gen-3衛星のエレクトロンへの搭載は今回が5機目。Rocket LabはBlackSkyとの間で複数機の打ち上げ契約を締結しており、両社の関係は継続的なものとなっている。
Gen-3コンステレーション構築の加速
BlackSkyはGen-3コンステレーションの展開を段階的に進めており、今回の5機目の軌道投入はその節目となる。衛星数が増えるにつれ、特定地点への再訪問頻度が高まり、タイムリーな画像提供が可能になる。
Rocket Labにとっても、エレクトロンによる小型衛星の迅速な打ち上げサービスという価値を改めて示すミッションとなった。Launch Complex 1からの打ち上げキャパシティを活かし、Rocket Labは専用打ち上げ(ライドシェアではなく)を求める顧客の需要に応え続けている。
Gen-3コンステレーションが今後何機体制を目指すかについて、BlackSkyは現時点で具体的な目標機数を公表していない。



