朱雀2号、3回目の飛行で10機の通信衛星を軌道投入
日本時間2026年9月15日15時26分、LandSpaceの朱雀2号が中国・酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、SpaceSail Polar Group #15ミッションを成功させた。同ロケットにとって通算3回目の打ち上げとなる。
ロケットは正常に飛行し、上海スペースセイル社(Shanghai Spacesail Technologies)が運用するG60コンステレーション向けの通信衛星10機を低軌道へ投入した。
G60コンステレーション向け、Ku・Q・Vバンド対応衛星10機
今回打ち上げられた10機は、Ku・Q・Vバンドのペイロードを搭載した低軌道通信衛星だ。運用主体は上海スペースセイル社で、上海市政府の資金支援を受けている。
G60コンステレーションは2027年までに1,296機体制での初期運用開始を目標としており、長期的には12,000機規模への拡張を計画している。SpaceXのStarlinkや中国国営のGuoWang(国網)と並ぶ大規模コンステレーションとして整備が進んでいる。
中国メタンエンジンロケットの実績を積み上げるLandSpace
朱雀2号はメタンを燃料とするロケットであり、2023年7月に世界で初めてメタンエンジンによる軌道投入に成功した機体として知られる。今回の3回目飛行により、LandSpaceは継続的な打ち上げ実績を積み重ねた。
G60コンステレーションの構築加速に伴い、衛星打ち上げ需要は今後さらに増加する。LandSpaceは中国の民間ロケット事業者として、この需要を取り込む立場にある。




