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グラビティ1、G60星座向け9機打ち上げに成功

2026年9月16日(水)
グラビティ1、G60星座向け9機打ち上げに成功
出典: Gravity-1 / Orienspace

グラビティ1、4回目の打ち上げも成功——9機をLEOへ投入

日本時間2026年9月16日7時(UTC 22:00)、Orienspace Technologyの固体ロケット「グラビティ1(Gravity-1)」が、山東省・海陽東方宇宙港から打ち上げられた。ミッション名はSpaceSail Polar Group #16。グラビティ1としては通算4回目の打ち上げとなり、今回も成功を収めた。

ペイロード9機はKu帯・Q帯・V帯を搭載した低軌道通信衛星で、軌道投入も正常に完了している。

G60星座——上海市肝いりの国産ブロードバンド網

今回搭載されたのは、Shanghai Spacesail Technologies(上海スペースセイル技術)が運用するG60コンステレーション向けの衛星群だ。同社は上海市地方政府の出資を受けており、G60星座は中国の国産ブロードバンド衛星網として位置づけられている。

Ku帯に加えてQ帯・V帯ペイロードを搭載する点が特徴で、より広い周波数帯域を用いた通信サービスを想定した設計となっている。

G60星座は2027年までに1,296機で初期コンステレーションを構成し、最終的には12,000機規模への拡張を計画している。SpaceXのStarlinkや中国のGW(グオワン)星座と並ぶ大規模LEOブロードバンド網の一角を担うことになる。

Polar Group #16が示すグラビティ1の量産ペース

グラビティ1は海上プラットフォームを射場とする固体ロケットで、複数機のバッチ打ち上げに適した機体だ。今回の「Polar Group #16」というミッション名が示すとおり、G60向けの極軌道投入ミッションはすでに16回に達しており、コンステレーション構築が着実に進んでいることがわかる。

4回の打ち上げで4回連続成功というグラビティ1の信頼性実績は、Orienspaceが商業打ち上げ市場での地位を固めるうえで重要な意味を持つ。G60が目標の1,296機に向けてさらに打ち上げを続ける中、グラビティ1が引き続き主要な輸送手段となるかが注目される。

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