ソユーズ2、プログレスMS-35の打ち上げに成功
2026年9月16日13時33分(UTC)、ロシア連邦宇宙機関(ROSCOSMOS)のソユーズ2ロケットが、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)向け無人補給機「プログレスMS-35」(96P)の軌道投入に成功した。ソユーズ2としては通算26回目の打ち上げとなる。
打ち上げ後、ロケットは予定の飛行シーケンスを順調にこなし、プログレスMS-35を低軌道上に正確に投入した。補給機はその後、自律航法によってISSへの接近を開始した。
プログレスMS-35が運ぶもの
Progress / Roscosmos
プログレスMS-35は、ISSのクルーが生活・作業を継続するために必要な物資を搭載した無人補給機だ。燃料、水、食料、実験器材などが含まれており、ステーションへのドッキング後に順次移送される。プログレスシリーズはソビエト時代から続く長い運用歴を持ち、ISSへの定期補給を支える主力輸送手段の一つとして機能し続けている。
今回の機体番号「96P」は、プログレスシリーズ全体での通算飛行番号を示しており、シリーズの継続的な運用を裏付けるものだ。
継続するISSへの補給ライン
ROSCOSMOSによるプログレス補給ミッションは、ISSの国際パートナー間で分担されている補給スケジュールの中核を担っている。アメリカ側がSpaceXのドラゴンやノースロップ・グラマンのシグナスで補給を行う一方、ロシア側はプログレスによる定期輸送を維持している。
プログレスMS-35のドッキング先や詳細なスケジュールは公表されていないが、標準的なプロファイルでは打ち上げから数日以内にISSへ到着する。ISS運用が2030年の退役に向けたフェーズに入る中、こうした補給ミッションの確実な遂行がステーションの維持に直結する。




