ファルコン9、USSF-259をヴァンデンバーグから打ち上げ
2026年9月17日01:07(UTC)、SpaceXのファルコン9がカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げに成功した。ミッション名はUSSF-259。ペイロードは米宇宙軍(USSF)向けの機密扱いとなっている。
打ち上げシーケンスは標準的なファルコン9の手順に沿って進行した。第1段ブースターはメコエンジン燃焼停止後、分離・逆噴射を経てヴァンデンバーグ近海に着水帰還。第2段がペイロードを目標軌道へ送り届け、ミッションは完了した。
機密衛星群、Starshieldバスの可能性
ペイロードの詳細は公表されていない。ただし、打ち上げ時の第1段落下区域の位置情報が、これまでのSDA(宇宙開発局)トランスポート・レイヤー衛星打ち上げと一致していることが確認されている。この事実から、ペイロードはSpaceXのStarshieldバスを用いた低軌道(LEO)衛星の複数機同時投入である可能性が高い。
Starshieldは民間向けStarlinkと共通のバス設計をベースとしながら、政府・軍事用途に最適化したプラットフォームだ。SDAのトランスポート・レイヤーはデータ中継や通信を担う衛星コンステレーションで、段階的な構築が続いている。USSF-259がその一環であれば、軍の宇宙通信インフラ拡充に直結するミッションとなる。
SpaceXと米宇宙軍の協力体制が続く
USSF-259はSpaceXが米宇宙軍・国家安全保障関連で手掛けてきた一連のミッションの最新事例に位置する。ヴァンデンバーグからの極軌道打ち上げは偵察・監視・通信衛星の投入に適しており、今回もその地の利を活かした運用となった。
SDAは2020年代後半にかけてトランスポート・レイヤーの衛星数を数百機規模まで増やす計画を掲げており、SpaceXはその主要打ち上げパートナーとして複数の契約を保有している。USSF-259が同レイヤーのバッチ打ち上げであれば、コンステレーション構築のタイムラインに沿った予定通りの展開となる。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ロケット | Falcon 9 |
| ミッション | USSF-259 |
| 打ち上げ日時 | 2026年9月17日 01:07 UTC |
| 射場 | ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(SLC-4E) |
| 顧客 | 米宇宙軍(USSF) |
| 軌道 | LEO(詳細非公開) |



