長征8号Aが文昌から打ち上げ成功、SatNet衛星9機を軌道に投入
2026年9月23日13時32分(UTC)、長征8号A(Long March 8A)が中国・文昌宇宙発射場から打ち上げられ、成功を収めた。本機は長征8号Aとして通算11回目の打ち上げとなる。
ロケットは離床後、予定されたフライトシーケンスを経てSatNet LEO Group 26ミッションのペイロードを低軌道へ正常に送り届けた。打ち上げを実施したのは中国航天科技集団(CASC)で、文昌からの長征8系列による衛星コンステレーション補充ミッションとして実施された。
SatNet LEO Group 26:9機の通信衛星を低軌道へ
今回投入されたのは、中国国有企業・中国衛星網絡集団(SatNet)が運用するLEO通信コンステレーション向けの衛星9機だ。このコンステレーションは最終的に1万3000機規模に達する計画で、SpaceXのStarlinkに対抗する中国独自の広帯域衛星インターネット網を構築することを目的としている。
各衛星の軌道高度や通信諸元などの詳細なスペックは公表されていない。
積み上がるSatNet打ち上げ実績
今回のGroup 26ミッションにより、SatNetコンステレーションは着実に軌道上の機数を増やしている。1万3000機という目標に対し、中国は長征8号をはじめとする複数のロケットを活用して定期的なバッチ打ち上げを継続しており、打ち上げペースは今後も維持される見通しだ。
長征8号Aは再使用を意識した設計思想を持つ中型ロケットで、こうした中規模コンステレーション補充ミッションの主力機として位置づけられている。通算11回目となる今回の打ち上げ成功は、同機の運用実績をさらに積み上げるものとなった。




