長征12号、9機のSatNet衛星を低軌道へ正確に投入
2026年10月10日4時27分(JST)、長征12号が中国・文昌宇宙発射場から打ち上げられ、ミッション「SatNet LEO Group 27」は成功した。長征12号としては通算9回目の打ち上げとなる。
ロケットは所定のフライトシーケンスを経て、SatNetコンステレーション向けの低軌道通信衛星9機を目標軌道へ正常に分離した。
SatNet LEO Group 27:1万3000機計画の一部
ペイロードは、中国国有の中国衛星網絡集団(China Satellite Network Group)が運用するSatNetコンステレーション向けの通信衛星9機。低軌道(LEO)に配置され、地上向けのブロードバンド通信サービスを担う。
SatNetコンステレーションは最終的に1万3000機規模を目指す計画であり、今回の9機はその一バッチに過ぎない。各衛星の詳細仕様は公表されていない。
量産フェーズへ加速する長征12号
長征12号は2024年末に初飛行を実施し、およそ2年間で9回の打ち上げをこなした。SatNetの大規模展開が続く限り、同ロケットの打ち上げ頻度はさらに高まる。1万3000機という目標に対し、現時点での軌道上機数はまだ序盤にあり、今後も継続的なバッチ打ち上げが必要となる。SpaceXのStarlinkが積み上げてきた運用実績に対し、SatNetがどのペースで追随するかが注目点だ。




