Kinetica 1、5衛星を太陽同期軌道へ投入
日本時間2026年7月24日8時33分、CAS SpaceのKinetica 1が中国・酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、地球観測および技術実証衛星5基を太陽同期軌道(SSO)へ正常に投入した。打ち上げは成功。フライトシーケンスは第1段燃焼・切り離し、第2段燃焼を経てペイロード分離へと進み、軌道投入を確認した。
5機の相乗りミッションの内訳
今回のミッションで最も詳細が判明しているペイロードは、SpaceTYのTY-48だ。SpaceTYは中国の商業地球観測コンステレーション「天元(TY)」シリーズを展開する企業で、TY-48はその48番目の機体にあたる。残る4基の衛星についての詳細は現時点で公表されていない。5基はいずれも商業地球観測または技術実証を目的としており、SSOへの投入は地表の同一箇所を一定の日照条件で継続観測するうえで標準的な軌道選択だ。
Kinetica 1の商業打ち上げ実績
Kinetica 1はCAS Space(中国科学院が支援する商業宇宙企業)が開発した小型液体燃料ロケットで、中国の民間商業打ち上げ市場において複数の相乗りミッションをこなしてきた。今回のような5基同時投入ミッションは、低コストで軌道アクセスを求める小型衛星事業者のニーズに応える典型的な運用形態だ。SSOへの相乗り打ち上げサービスとしての需要は中国国内外で引き続き高い。
今後のKinetica 1の打ち上げ計画については現時点で公式発表はなく、詳細は追って明らかになる見込みだ。
参考記事
- Launch Library 2 (The Space Devs)




